移動

移動は最も基本的な行動ですが、生き残りたいなら習得すべき重要な概念です。左スティックまたはWキーで軽いジョギング状態になります。移動中に右スティックまたはAおよびDキーで、左 / 右に平行移動できます。

一気にダッシュすることも可能です。数秒間連続でダッシュすると休憩が必要になるので、ダッシュは賢く使いましょう。

キャンペーンでは重要な要素ではありませんが、ジャンプで障害物を乗り越えることができます。これは防衛的な戦術としてよりも、主にミッションを進めるために使われます。

姿勢

移動していない時の基本的な姿勢には、立ち姿勢、しゃがみ、伏せ撃ち姿勢の3つがあります。

• 立ち姿勢 – ゲームの通常の姿勢です。しゃがみ、または伏せ撃ち姿勢からジャンプボタンを押すと立ち姿勢に戻ります。
• しゃがみ – しゃがむと的が小さくなって被弾しにくくなるため、ほとんどの戦闘で理想的な姿勢です。しゃがんだまま移動することもでき、遮蔽物の陰まで進んだり敵に忍び寄ったりできます。
• 伏せ撃ち姿勢 – しゃがみボタンを長押しすると伏せ撃ち姿勢になります。しゃがみと同じく、伏せ撃ち姿勢はキルされにくくなりますが、移動も制限されます。伏せ撃ち姿勢は武器の命中率が大幅に上がるので、遠くから狙撃するのに最適です。

武器の使用

移動だけでは、敵の猛攻をかいくぐることはできません。生き残りたければ、武器と装備を活用する必要があります。

弾薬を使う武器はほぼ全て、エイムと腰撃ちの2つの方法で発射できます。エイムのほうが遥かに正確でより効果的です。腰撃ちが役に立たないわけではありませんが、経験の浅いプレイヤーは使用を控えるべきでしょう。

武器タイプ

Call of Duty: WWIIのキャンペーンには6つの基本武器カテゴリーがあります。それぞれの使い方を学んでおきましょう。様々な戦況で有利に立ち回れる特定の武器タイプがあるだけではなく、場合によってはある1つの武器タイプのみで状況を打開する必要があるかもしれません。

なお、各カテゴリーの武器は威力、命中率、リロード速度が異なるため、お気に入りの武器が見つかるまで少しずつ試していきましょう。

• ライフル – 最も汎用性の高い武器タイプの中でも中長距離から大ダメージを与えられるため、比較的安全に隠れられる距離から敵を倒せます。
• サブマシンガン(SMG) – 近接戦闘に優れて高い連射速度で弾を発射する一方、射程距離が短いため与えるダメージは少なくなります。
• ライトマシンガン(LMG) – 中長距離での使用に適しており、リロード速度が遅い代わりに大容量のマガジンを備えています。通常、LMGは連合軍または枢軸軍のハードポイントがある建造物に取り付けられていますが、マウントから取り外せば携帯して使用することも可能です。
• スナイパーライフル – 長距離兵に最適な武器でスコープが装着されており、通常のライフルより射程距離が長くなります。スナイパーライフルは標準的なライフルに比べて口径も大きいですが、マガジンの弾数は少なくなります。
• ショットガン – 近距離でのみ効果的で、上記の武器タイプに比べるとキャンペーンでの出番は大幅に少なくなります。ショットガンを使い続けているなら、他の武器タイプを探したほうがいいかもしれません。
• ハンドガン – ショットガンと同じくキャンペーンでは出番が少なく、他の選択肢がない場合の使用に限るべきです。ハンドガンを装備している時は、必ずエイムで頭を狙うようにしたほうがいいでしょう。

グレネード

キャンペーンの兵士たちはフラググレネードも装備していますが、これには2つの目的があります。

1つ目は明白で、敵を吹き飛ばすためです。リーサルグレネードボタンを押すと、自分が向いている方向にグレネードを投げるので、グレネードを投げる前に敵の方向に向いていることを確認しましょう。

グレネードは投げてから爆発するまで約5秒あり、敵に逃げる時間を与えてしまいます。グレネードを投げるタイミングを"調整"することで、この時間を短縮できます。投げるタイミングを調整するには、リーサルグレネードボタンを長押しし、狙いを定めて投げます。この長押しでの時間調整を長くしすぎると、自分の手の中または近くで爆発するので注意が必要です。

グレネードは敵をあぶり出すのにも使えます。敵が遮蔽物に隠れている場合、その方向にグレネードを投げ込むと敵が慌てて動き回るので、自分や味方の兵士に敵を倒すチャンスが生まれます。

ヘッドアップディスプレイ

ヘッドアップディスプレイ(HUD)には、武器と装備、体力と利用可能な救急キット、現在の目標についての重要な情報が表示されます。

キャンペーン目標

ゲームのどの時点においてもアクティブな目標があります。アクティブな目標はほぼ全て星印でマークされ、目標の大まかな方向を示します。目標ボタンを押すと画面上で目標がハイライトされ、矢印で正しい方向を示します。目標地点が不明、または不特定のエリアを含む場合は、画面上にアクティブな目標の星印がない可能性もあります。この場合は、ゲームを一時停止して現在の目標を確認しましょう。

難易度

Call of Duty: WWIIのキャンペーンにはルーキー、レギュラー、ハード、ベテランの4つの難易度があります。キャンペーン開始時に難易度を選択でき、簡単すぎる、または難しすぎると感じたら、設定メニューで難易度を変更できます。

難易度設定を高くすると、兵士の体力が減少し耐えられるダメージが大幅に減ります。反対に敵はグレネードを積極的に投げ、より効果的に遮蔽物を利用しながら正確な射撃をしてきます。

救急キット

最近のCall of Dutyシリーズでは、消耗した体力を回復するには数秒間ダメージを受けないようにするしかありませんでした。Call of Duty: WWIIでは、救急キットで自身を回復できます。なお、救急キットは体力ゲージを回復するだけであり、決まった量を超えて体力を追加する仕様ではありません。

救急キットは戦場に点在していて、回収することで最大4つのキットを所持品に追加できます。画面に表示されるボタンを押すことで、仲間のザスマンから救急キットをもらうことも可能です。

英雄的行動

英雄的行動とは、戦場で行う英雄らしい功績のことです。次の3つの英雄的行動により、分隊アビリティの解除に近づきます。

• 戦闘による手助け – 枢軸軍の兵士に苦戦している連合軍の兵士を助けます。
• 治療による手助け – 戦場で負傷した兵士を見つけ、安全な場所まで引きずります。負傷した兵士は赤い十字で表示され、安全地帯はHUDでハイライトされます。
• 敵の降伏 – ストーリーの特定の場面で敵が敗北を認めます。敵をエイムして降伏させましょう。降伏した敵を撃ってはいけません。英雄的行動を獲得できなくなります。

分隊アビリティ

Call of Duty: WWIIでは、たびたび第一歩兵師団の仲間が同行し、時にはミッションの達成を助けてくれるため、一人で行動することはほとんどありません。ストーリーを進める中で、敵のキルや英雄的行動により分隊アビリティが解除されます。それぞれのスクアッドメイトには士気ゲージがあり、各アビリティの解除に向けた進行状況を確認できます。

• ザスマン – 救急キットを届けてくれます。
• ピアソン – 短時間エリア内の全ての敵をハイライトし、武器でフォーカスを使用できるようにしてくれます。
• ターナー – ロケットランチャーを含む装備中の武器の追加弾薬を所持しています。
• スタイルズ – 追加のリーサル / タクティカルグレネードを所持しています。
• アイエロ – 連合軍の迫撃砲を要請するために使う、特殊なスモークシグナルグレネードを与えてくれます。

なお、分隊アビリティは全てのミッションレベルで利用できるわけではありません。HUDの右下に仲間の顔写真が表示されていれば、分隊アビリティを利用できます。

ステルス

ミッションにはステルスによる隠密行動が必要な場合があります。ステルスが必要なゾーンでは、敵の頭上にステルスゲージが表示され、その敵に対する自分の検知度が確認できます。ステルスゲージが空なら、その敵には検知されていません。ステルスゲージが白なら、発見される危険があります。ステルスゲージが赤になると敵に発見され、約1秒以内にその敵を倒さないと警報を鳴らされます。

収集アイテム

各ミッションレベルに、その時代のアイテムを含む3つの収集アイテムが隠されています。全て集められるように収集アイテムは近くにいると光ります。